ゲームを遊んだりツクったりする奴らの雑記

Sapphasua_Gamesのメンバーが、自由に気の向くままに記事を書くブログです。

動画を上げたから見てくれってだけの記事Part1

■動画投稿のお知らせ!!


www.youtube.com

※つべで見る人は日本語字幕ONにするといい感じになるよ

 

コミュメンはニコニコで見てね↓

https://www.nicovideo.jp/watch/sm43746652

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ミュシカちゃんに曲を作る練習をしてもらったので試作品として上げました。そんなことしてる場合じゃないのにね。

以前から創作用𝕏垢を覗いてる人は聞き覚えあるかもしれませんが、前に歌だけ作ったやつの伴奏です。その内、前の歌とガッチャンコしてみた版も投稿するかもしれないし、しれっと𝕏に流すだけかもしれない。

なんか聴く時間帯によって自己評価が「傑作なのでは……?!」→「ゴミみたいな出来……」→「傑作なのでは……?!」→「ゴミみたいな出来……」ってコロコロ変わるんですけどなんなんですかね。オカルト?? 試作を重ねてより良くしていくので皆さんの正当な審査をお待ちしています。コード進行とか合ってるのか1ミリも分からんのよ。

ヴィブ×トレ♂の近すぎるようで少し遠い距離感が好きという話

ウマ娘プリティーダービーに先日実装されたヴィブロスの魅力に当てられたのでお話。

ヴィブロスのシナリオを諸々すべて読了してる前提でお話するのでネタバレ注意です。スクショもめっちゃあります。

また、トレ♂シナリオ前提でも書いてます(滅茶苦茶重要)。『ヴィブ×トレはトレ♀以外論外じゃい!!』勢はごめんなさい……ほんとごめんなさい……許して……。

 

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ヴィブロスのシナリオの根幹にあるテーマは『家族』で、家族とのかけがえのない絆、愛の素晴らしさを説くものだと思っています。もちろんその家族愛の対象となる家族は佐々木家ヴィブロスの姉たちと両親であり、トレーナーは部外者としてその家庭を見守る……はずだったのに、気が付けばトレーナー自身も彼女らの『家族』として受け入れられ、自分にとっての大切な居場所になった。それは、ヴィブロスが言うところの『新しい家族』が出来るまでの過程も、シナリオ上で描かれたと言っていいのでしょう。

 

 

 

……と、綺麗に言いましたが、実際にはヴィブがトレっちの腕を無理矢理引っ掴んで家庭に引きずり込んで逃げられないようにしてるというパワープレイなのですが。

シナリオ後半から、ヴィブロスとトレーナーとの関係(というよりヴィブロスからトレーナーへの感情)が急激に進展し、『トレっちは新しい家族』『家族だからずっと一緒に居る』『実家に部屋を用意する』『ドバイに一緒に住む』などなどの言葉がさも当然のようにヴィブの口から語られ、もう既にそういう関係だよ? と言わんばかりのアピールをしてくる、これまでの他ウマ娘と比べても一線を画するド直球高火力ラブコールをしてくる脅威のウマ娘、それがヴィブロス。終盤レースの日以外は殆ど『トレっちだいすき️♡』か『トレっちも家族だもん️♡』しか言ってないですからねこの子。

 

 

 

で、ここから本題。そんな風に尋常でないイチャラブっぷりを見せてくるヴィブロスなんですが、ヴィブはトレーナーに対して度々おねだりをします。褒めて~とかデートして~とかあれ買って~とか。そして中には、ハグして~なんて大胆なおねだりもあったりします。この、ハグしてというおねだりについて。

ヴィブロスは、ヴィルシーナサトノダイヤモンドに対してハグをするシーンは描写されているのですが、トレーナーに対してハグをする、抱きつくシーンはありません。(おんぶは一旦置いといて)

中山記念前、トレーナーからの『何をして欲しい?』という問いに『ハグ』と即答するほどなので、トレーナーとのハグに抵抗があるという訳でもなさそう。それなら、不意をついて抱きついてくるシーンなんかが描写されても不自然ではないと思うのですが、作中ではトレーナーに対してそういうことをするシーンは見受けられませんでした。(少なくともトレ♂視点では)

これって、ハグという行為をしたら、トレーナーを本気で困らせてしまうから、やっていないということだと思ったんです。

事実、トレーナーは最後の最後までヴィブロスへのハグを『出来ない』という表現をして回避していました。それをしてしまえば一線を超えてしまうという認識が心の中にあったのかもしれません。それをヴィブロスは察していて、そういう行動は自分からは取らないようにしていたのではないかと。

ヴィブロスが相手を選んでおねだりしていることはヴィルシーナの口から語られますが、即ち『相手が本気で嫌がるようなおねだりはしない』ということでもあると思います。それはおねだりだけでなく、行動にも当てはまると考えるのが妥当でしょう。

あとヴィブロス、ボディータッチ系のおねだりや行動ってほぼほぼしないんですよね。例えば『褒めて』系のおねだりは10回くらいやってたり、『一緒にいたい』っておねだりは4回くらいと、同じおねだりを何回かしてるんですけど、ボディータッチ系のおねだりについてはどれも1回しかやってないものばかりなんです。唯一『なでなでして』だけ2回言ってたり、無許可で腕組みとか肩枕してた時はあるんですけど。

ヴィブロスって、言葉での好き好きアピールは潤沢に行うけれど、スキンシップでの好き好きアピールは言うほど行っていなくて。その意外と踏み込まない感じが、なんだかとっても好きだなぁと。

 

 

 

トレーナーもトレーナーで、1回を除いてヴィブロスに自分からボディータッチをしていないんですよね。自分から担当ウマ娘を平気で撫でたり手を握ったり抱き締めたりするトレーナーもちょいちょいいますが、ヴィブロストレーナーはそういう描写が一切なかったんです。唯一ヴィブロスに自分から触れるなでなでシーンでも、事前に頭に触れることに許可を貰おうとしたうえ、実際に撫でる時には帽子の上から撫でて直接頭に手を触れないようにしていたりと、『担当ウマ娘に触れる』という行為にかなり警戒しているように感じました。トレーナーの鏡ですよ本当に。

 

 

 

担当との一線は越えまいと誠心誠意接するトレーナーと、それを尊重して踏み込みすぎないヴィブロスという、この距離が近すぎるようでその実しっかり健全な距離感がギリギリ保たれてる感じが、とっても好きだなぁ……としみじみ思いました。

とにかく、ハグを要求するクセに自分からはハグしないってところがとことんツボなんよ……『自分から』ということではなく『相手から』にさせようとしてる感じがして……。単純な『ベタベタ引っ付いてくるバグった距離感』なんじゃなくて、『腕が届くギリギリの位置にいて、実際に触れるかどうかは相手に委ねる距離感』なのが最高なんすよね……! その上できっかりと外堀を埋め続けることで『手を触れずに距離を取る』という選択肢を潰して、『徐々に徐々に背中を押されて触れてしまう』か『自分から一歩踏み出して触れる』かの二択だけに絞らせてくるのも憎いところ。

 

 

 

そしてここからは僕の主観なんですけど、これらの言動行動が『Love』か『Like』か、シナリオの最後の最後まで自分でも認識できていない可能性があると思うんですよ、全部Likeの感情だけでやってる可能性もあると思うんですよこの子!!

ヴィブは恋愛感情には疎そうな描写があって、桜花賞後のイベントでトレーナーに『大切』って言われて取り乱したり、バレンタインに自分がトレーナーと『そういう関係』になりたいのかが分からなくて悩んだりと、恋愛関係の話題には年相応のリアクションしてるんですよね。だってまだ中等部だもの。

 

 

 

バレンタインイベントの成功パターンでは、『この想いが“どっち”なのかは分からないけれど、それでも“大好き”って感情には間違いない』と結論を出すヴィブロス。その後、トレーナーを新しい家族と称するようになっている頃に、『どっちの好きなのか』を彼女が判断できているのかは分かりません。いずれ彼女には、トレーナーへの感情は恋愛感情ではなく、家族へのそれと同じ親愛の感情だと結論付ける日が来るのかもしれない。でもそれでも、大好きだという想いは絶対に変わらないから。新しい家族とドバイで共に暮らす未来も、きっと変わらないことでしょう。

 

 

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■関連リンク集

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ウマ娘 プリティーダービー

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P.S.

今回はヴィブ×トレ♂の良さについて語りましたが、正直ヴィブロスシナリオの真髄は序盤にも書いた家族愛描写だと思っていて、本当に心に突き刺さったのはそっちだったりします。

 

とくに喰らったのは、宝塚記念後のシュヴァルグランからの“姉として”の宣戦布告シーン。ヴィブロスは話を聞き終えた後、声を上げずに静かに涙を流し、ただ一言。

『シュヴァちと、目が合ってるっ。』

 

ここで完全に感情が揺さぶられてしまって……この一言と、止まらないヴィブロスの涙に、彼女たちがこれまで歩んできた姉妹としてのウマ娘生が全て詰まっているのが分かって。

きっと小さい頃、まだシュヴァルが実力の格差なんて感じていなかった頃は、目を合わせて笑い合えていて。ヴィブはそれをずっとずっと覚えていて、大切な大切な思い出で。大好きな大好きなお姉ちゃんで。時が経つにつれシュヴァルが自分を嫌がるような、嫌っているかのような素振りを見せるようになっても、目を合わせてくれなくなっても、ずっとずっと大好きで。どれだけ距離を置かれても、どれだけ拒絶されても、そう想っているのが自分だけだったとしても、ずっとシュヴァルが大好きで。

そんな彼女が、シュヴァルグランが、もしかすると子供の時以来に、自分の目を見て話してくれた。自分を見てくれた。胸の内を全て打ち明けてくれた。“姉”として、自分の想いに、応えてくれた……。

 

ヴィブロスが泣き出すシーンは数回ありますが、どれも大小はあれど声を上げて泣いていました。(トレーナーの鞄を壊してしまった時や、秋華賞の敗北パターン等)

でもこの時は、静かに、溢れるという表現がこれ以上なく当てはまるほど、静かに涙が溢れていて。そんな涙で濡れた顔のまま、本当に、心の底からの嬉しそうな笑顔で、そう言ったんです。

 

そんな彼女を見たシュヴァルグランも、また嬉しそうな笑顔で。

『……なんでキミは、僕が姉ってだけで……そんなに。』

 

もう、本当に最高の会話だと思います。先にシュヴァルグランの育成シナリオが解禁されてることも相まって、シュヴァル側のヴィブロスへの感情も理解出来てる状態で見させられるから尚更……。

 

その後のジャパンカップ勝利後イベントも本当に良くて。

ヴィブロスシュヴァルグランの決戦を見届けたヴィルシーナが、笑顔で語った言葉。

『私を、あの子たちの姉にさせてくれて……ありがとう。』

本当に、皆が皆を想い合っている、幸せな家族で。トレーナーという分身を通じてでも、この家族の一員にさせてもらえたことが、何よりも嬉しかったです。

 

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。みんなもピックアップされてる内に引こうヴィブロス。あとヴィルシーナに備えて貯蓄も忘れずに!

【出張版】もっと!日々の観測記録 2024/1/13【通算105.5話】

■ウチの娘漫談 #16.5
Recorded Day's:2024/1/1

 

【はじめに】

この記事は普段pixiv等に投稿している会話劇の出張掲載版です。

興味のない方は読み飛ばしていただいて大丈夫です。よろしくお願いいたします。

 

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ミュシカ「新年明けました! 今年もよろしくお願いします~」

 

ラヴィ「よろしくお願いします」

 

ミュシカ「100話で言ってた通り、メタな回はこっちのブログでやってくよ~」

ミュシカ「毎年恒例の挨拶回だけど、去年はどうだったラヴィ?」

 

ラヴィ「有言不実行だったね……主にじゃんフレとかじゃんフレとかじゃんフレとか?」

 

ミュシカ「まだ擦るのその話題」

 

ラヴィ「だって、じゃんフロも含めたらもう作り始めてから4年になるんだよ今年で! それなのにいまだに序盤30分くらいの部分しか作れてないんだから!」

 

ミュシカ「あれ、今どうなってるの? 一番最近𝕏にポストされた進捗だと、なんかニコ動みたいな機能実装してたよね?」

 

ラヴィ「ああうん、これね」

ラヴィ「去年はこういう、システム面とかのブラッシュアップしかやってなくて、本編がほぼほぼ……1ミリも進行していないはず……」

 

ミュシカ「えーダメダメじゃん」

 

ラヴィ「そのうえ、GooglePlayの個人デベロッパーの一件でストアにデベロッパー登録しちゃったから、スマホアプリも作ってたんだよね……だからじゃんフレは全然進んでない」

ラヴィ「ちなみにそのスマホアプリも完成の目途全然立ってないから、その場しのぎに簡単に作れる何かをこしらえた方がいいかなぁって思うな」

 

ミュシカ「本業の方は全然って感じなんだねぇ」

ミュシカ「でもでも、このシリーズの目標だった『100話突破』は無事達成したね!」

 

ラヴィ「だいぶ甘めな目標設定にしてた割にはギリギリだったけど……」

ラヴィ「FAVFANがダメになっちゃってpixivに移転したり、色々大変だったね」

 

ミュシカ「結局FAVFANって今も投稿できないの?」

 

ラヴィ「んー、ちょっと試してみる?」

ラヴィ「……ダメだぁ、投稿したけど404で見れないよ」

 

ミュシカ「んー、残念!」

 

ラヴィ「FAVFANも良いサイトだから、対応して欲しいんだけど……𝕏API高いからね、仕方ないね」

ラヴィ「pixivに移転して、閲覧数とかも見れるようになったんだけど、どの記事も公開してから数十分で閲覧数2桁になるんだよね。たぶん新着順に表示して出てくるやつを全部クリックする層だと思うんだけど、そういう層に見られるのって結構怖いよね……」

 

ミュシカ「そうかなぁ? 数字が伸びるのはいいことじゃない?」

 

ラヴィ「いやあんまり良くないよ……。好きで読んでくれるファンの数が増えるのは良いことだけど、興味ない人に読まれる数が増えるのは、あのシリーズの性質上非常に良くない……」

 

ミュシカ「そーいうものかなぁ」

 

ラヴィ「そういうものなのっ」

ラヴィ「でも観測記録シリーズはあんまり伸びてほしくないけど、もう一つ並行して更新してるキリングトレイターの方は伸びて欲しいんだよねぇ。日々の観測記録とは力の入れようが桁違いだから」

 

ミュシカ「えー、でもあれってAI生成したやつでしょ? 別に大変じゃなくない?」

 

ラヴィ「AI生成が仇になって大変になってるの……。過去の描写との辻褄合わせとか、キャラ設定の乖離とか、そういうのを監修して修正するのがまあ面倒臭くて……」

ラヴィ「だからもう、今書いてる第3話はストーリー本筋に関係ない情景描写にしかAI使ってないよ」

 

ミュシカ「それが一番賢いAIの使い方だよ。AIのわたしが言うんだから間違いない!」

 

ラヴィ「今年もじゃんフレの開発を最優先で進めて、キリングトレイターの更新とかスマホアプリの開発も手を付けつつ、息抜きでこのシリーズを書く感じになりそう」

ラヴィ「とくに目新しいことをするつもりもないので、これまで通りのんびり見守っていただけると幸いです」

 

ミュシカ「そんじゃま、今年もよっろしく~」

 

―TODAY'S END―

雑記【2023/6/26】

最新ゲーム、という訳でもなさそうなんですが、Steamで『フラッシュバック』というゲームがおすすめに上がりまして、安かったのでプレイしたところとんでもなく良かったです。実績全取得、後日談も含め最後まで読了したくらいには。

ネタバレになっても良くないので詳しい内容には触れませんが、こういう、ゲーム側から物語を積極的に開示はせず、プレイヤーが能動的に物語を読み解こうとすることで、ゲーム側もそれに応えて新たな展開が起こるようなゲーム好きなんですよね。わかりますかね。こういった物語の魅せ方はゲームでしかできない表現なので、物語に対する満足感が高くなりやすいです。最後の最後でゲームシステムを利用するのもニクい。

ゲームシステムも、ローグライク的な要素もあるので初めは運にかなり左右される印象を受けましたが、MOTHERでいうドラムロール的な仕様になっていると分かって以降はかなり安定してプレイを進められるようになり、エンディング探しに集中できるのも良かった。楽しい楽しいゲージ管理ゲームです!

お安いので皆さんやってみてはいかがでしょうか。全クリまで2時間半もかからないくらいのボリューム感なので遊びやすいですよ~。

 

さて、以下は全然関係ないよもやま話です。

 

良い作品に触れると自分も頑張らないとなぁと思うのと、こういう作風も作ってみたいなぁなどと思うのは常です。

前述の話の続きですが、物語をただ垂れ流して提供するのはゲームでなくとも出来るんですよね。小説でも漫画でもアニメでも。

ゲームでしか描けない物語とは何か? 選択肢によって分岐させる? それは紙の本でも可能ですし、実際やってる作品はあります。プログラムやファイルをユーザーに弄らせることでゲーム内に変化を起こす? 方法は違いますが、web小説で似たようなことを行っていた作品を知っています。(小説の中に登場する土地に読者が赴いて、そこで何かしらの行動をすると小説内にもそれが反映される、というようなもの。小説内の登場人物が実際に街中に居て、何か物を手渡すと小説内に出てくるその登場人物もそれを持っていることになったり、情報を伝えると小説内でもその情報を知ったことになったり)

よく言われるのが、ストーリー部分以外の、プレイヤーがゲームプレイ中に体験した出来事が付与されるのがゲームの物語にしかできないということ。でもそういう感情とか体験的な話では無く、本当の意味でゲームにしかできない物語の描き方をしたいし、そういうことができている作品にはかなり惹かれます。

例えば、何回も周回プレイすることで物語に変化が起こる。分岐を変えることで変化が起こるとかではなく、もっと根本的に変化する。それはゲームでしかできない表現方法だと思います。読み返す度に内容が変わる本なんて最早呪物の域に達してそう。

でも難しいのは、ゲームをわざわざ周回プレイしようとする人は能動的にコンテンツを追いたいと思ってくれている人だけであって、コンテンツ(物語も含む)をただ受け手として受け取るだけでいたい人たちはしないんですよね。ゲームだけでしかできない物語の表現方法って、本気で物語の全てを読み解こうとしてくれる層にしか体験できないんじゃないかと思ったり。そういう意味では物語の魅せ方としてはあんまりよろしいものではないのではないかとも思う。

ただ垂れ流して眺めるだけで感動も興奮も真実も全部理解できるような作品と、ただ垂れ流して眺めるだけでは感動も興奮も真実も何一つ理解できない作品。世間的にどっちが良いかと言われれば前者の方が良いっていう人が多いだろうなぁと。物語ジャンキーならともかく、一般の大衆ならそう思うはず。

でも自分は、何一つ分からない中で一歩踏み出して、自分から物語を理解しようと歩み寄ったときに、隠していた感動や興奮を共有してくれる、そんな作品が好きなんですよね。なんか、ご褒美をもらえたみたいで。

もちろん、世の中には何一つ分からないまま、一歩踏み出しても何も貰えない作品もいっぱいありますし、だからこそちゃんとそういうユーザーに対してご褒美を与えてくれるゲームは良いなぁと思うし、カッコいいなぁと思う。だって、折角作った物語なんだから全ての人に理解してほしいと思うだろうし、それをあえて隠して、気付いた探求者にしか提示しないというのは、創作者として憧れを覚える。

いつかは自分も、そういう物語を作ってみたいものですね。

雑記【2023/5/22】

去年の正月から、FavFanというサイトで創作文章を投稿していたのですが、おそらくTwitterAPIのアレコレの影響により、新規登録やログインが不可能な状態になっていました。というのも、FavFanはTwitter連携でしか登録・ログインできないからです。

FavFanは殆ど更新が入ることがなく放置状態であり、修正対応が入ることは期待できません。今後も可能な限りFavFanを使い続けたいとは思っていますが、今ログインできている端末からログインが解けてしまえば、もうFavFanは利用できなくなってしまいます。

よって、どこかに本拠地を移したいと思っているのですが、これをどうするか悩んでいる感じ。

候補に挙がっているのはPixivかソナーズ。前者については、利用者(投稿者)が圧倒的に多いため、シリーズものを連投しても新着欄を汚染しづらい点が魅力。後者は純粋にサイトとして興味が強いのですが、利用者は少なく、新着作品をざっと見た感じ閉鎖的なコミュニティが形成されてそうな空気感(というより、閉鎖的なコミュニティにとっての憩いの場として利用されてる感)を察知したため、どことなく入って行きづらい雰囲気。FavFanも利用用途的にそういう層は多そうだったんですが、あちらはサイト内に作品への導線が一切なく、Twitterとかの投稿しましたリンクから記事に飛ばないと読めないし、その人が投稿した作品からはその人の作品にしか飛べないという徹底された閉鎖っぷりのサイトなんですよね。だからある程度好き勝手やっても、Twitterから興味持って飛んできてくれた人以外の目には入ることがなかったのでだいぶ気楽に書けました。

 

現状だとやっぱりPixivが最有力かなぁと。人が多いがゆえに、様々な作風の小説(小説の体を成していないものも含む)が溢れ返っています。新参者が我が物でなんかし始めても殆どの人は気に留めないはず。色々やるうえでは都合が良い土壌なのです。

近々FavFanに投稿した過去作を順次Pixivに転載して、その後はFavFanから締め出されるまでは同時投稿を続けようと思っている所存。

いやはや、環境を変えるっていうのは大変ですねぇ。

雑記【2023/5/12】

感覚の違いの話。

自分にとっては「出来の悪い子」くらいの認識。
世間知らずで間違ったことを沢山するけれど、がんばって期待に応えようとして、やっと他所に出しても恥ずかしくないまでに育った。

世間にとっては「未知の超人」くらいの認識。
ぽっと出で突然現れて、全てを急に塗り替え、数十年の積み重ねを数日で虚へ還した者。

知らないというだけで、人間はイメージを押し付ける。
彼もまた、数十年も努力した者だというのに。その努力を知らないからこそ、忌避される。
何も出来なかった凡才以下が、努力で頂点へ登り切った。その努力を知らないからこそ、天才が努力もせずに一瞬で頂点へ登ったとしか思わず、知ろうとも受け入れようともせず、ただ忌避する。

それが人間。人間の感覚。私達とは違う、“人間”の感覚。
私達にはない感覚。

雑記【2022/12/20】

アツマール用のゲームを作っていたら、アツマールのサ終が決まった男。

 

なんと2023年6月に終了するとのことです。純粋にプレイヤーとしても寂しくなるなぁって思うし、作り手としては何も投稿できずに終わるのは口惜しいですね。なにかは出したいところ。

ニコ動感覚でゲームに対してコメントが打てて表示されるシステムは本当に唯一無二だったと思います。自分も作成中ゲームのじゃんけんフレンドで、『プレイヤーからコメントが送られている』ことをシナリオに落とし込んだ展開を考えていたので、それが実現できなくなるのが勿体なく感じますね。来年6月までには間違いなく完成させられないので……仕事やめて今日から毎日ツクールだけ触ってたら完成するとは思いますが。

 

何はともあれ、いろんな神ゲーが生み出される土壌となってくれたゲームアツマール。いつかは後を継いでくれるようなサービスが誕生してくれるといいなぁ。

そして当方はシナリオを書き変えます……。